はぐはぐ☆カンパニーのホームページ
石黒寛(いしぐろひろし)の劇団です。



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    A 人形劇 大きなおはなし

    A-1 アラジンの冒険

    はぐはぐカンパニー パンフA1

    A-2 オズのまほうつかい

    はぐはぐカンパニー パンフA2

    A-3 はだかの王さま

    はぐはぐカンパニー パンフA3

    A-4 月ウサギとまっくろ大王

    はぐはぐカンパニー パンフA4

    B 人形劇 うごくんですシアター

    B-5 こぶたブータン

    はぐはぐカンパニー パンフB1

    B-6 ウサギのおさんぽ

    B-7 てぶくろをかいに

    はぐはぐカンパニー パンフB2

    C メロディ・シアター

    C-8 うみがめちゃん

    C-9 北かぜとたいよう

    はぐはぐカンパニー パンフC1

    D-10 赤ちゃん人形劇 ベイビーズ・シアター

    はぐはぐカンパニー パンフD1

    E-11 乳幼児人形劇 キッズ・シアター

    はぐはぐカンパニー パンフE1

    F-12 特大絵本 ビッグ・シアター

    はぐはぐカンパニー パンフF1

    G-13 絵本と人形劇(または絵本あそび) ビッグ・プラス

    はぐはぐカンパニー パンフG1

    下記の、「らくだ」 「時代横町」 「大根列車」 は
    小学校4年以上向けの作品です。



    「らくだ」 (75分)
    古典落語をアレンジしたエネルギッシュな二人芝居です。

    「らくだ」に願いをこめて

    落語の「らくだ」は、ご存知の方も多いと思います。
    フグにあたって死んだ、らくだとあだ名される男の家に立ち寄ったくず屋が、
    その兄貴分から、「大家のところに行って酒とにしめを調達してこい。
    いやだと言ったら死人にカンカンノウを踊らせるんだ」と言われ、
    しぶしぶ出かけたあげく、死んだらくだを背負って踊るはめになるという滑稽噺。
    気の弱いくず屋が、酒を呑まされるうちに態度が豹変するというのも見どころですが、
    背景となる時代を変えると、庶民の悲哀が浮かび上がります。

    二人芝居「らくだ」の背景は、昭和13年。
    そして、らくだの兄貴分に振り回される人物も、紙芝居師に直しました。
    昭和13年と言えば、日中戦争のさなか、日本が太平洋戦争の泥沼へと傾斜していく時代です。

    子どもたちの娯楽、街角で人気を博していた紙芝居にも変化が表れました。
    その前年ごろから、紙芝居の絵の裏に文章を書くようになったのです。
    それまでの紙芝居の語りは、ほとんどが口伝えで覚えたものでした。
    大筋は同じでも、紙芝居師によって長くも短くもなったわけです。

    ではなぜ文章を書くようになったのか。「検閲」が始まったからです。
    大げさな言い方をすれば、表現の自由の取り締まり。
    言葉に荒縄をかけられるようなものです。
    私たち舞台にかかわる者にとって、これほど辛いことはありません。
    大きな口をあけて笑うこともはばかられる時代の前ぶれでした。

    戦後70年以上が経ち、戦争はもう昔々の物語になりました。
    けれども、私たちは本当に平和を手に入れたのでしょうか。
    今ある平和は、砂の上の幻かもしれません。

    笑いが失われる時代に時が逆戻りせぬよう、願いをこめて書きました。

    現代を生きる本物の紙芝居師、たっちゃんと、
    カメレオン役者石黒寛、
    この二人にしか演じられないドラマです。

    どうか、大笑いしてください。
    皆さんの笑い声と、登場人物の泣き笑いが、
    子どもたちの未来に、平和の灯を灯し続ける油の一滴になることを信じています。

    脚本・演出 麻創けい子

    はぐはぐカンパニー パンフらくだ

     下記は、石黒寛が
    事務局長・座長を務める、
    「ひと組」の作品です。

    シリーズ作品 「時代横町」 (2本立て90分)
     100作品到達を目指すシリーズ作品、
    名古屋発 新手法の人情悲喜劇です。

    「大根列車」 (2本立て90分)
    日本民間放送連盟優秀賞を受賞した
    ラジオドラマの作・演出、同出演メンバーによる舞台作品です。


    時代横町
    大根列車


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